ローリスク不動産投資

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不動産投資をいかにリスクを最小限にするか、不動産投資への独自コメント、豆知識、不動産投資本の紹介を通してお話していきます

「本気で満室稼働を考える人だけが読む本」  齊藤 晃一(著)

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おすすめ

★★★★★ 

 

本の内容

 齊藤氏による「本気で空室を埋めたい」と思っている方向けに空室対策に関するノウハウを書いた本です。

 

感想

 ①募集図面のコダワリは反響に直結する

 駅前の至る所にある賃貸仲介店舗の壁には物件情報が張られています。そのほとんどが「モノクロで間取り図と文字情報だけの図面」です。・・・「募集図面」と軽んじることなく「商品広告」という視点で制作しなけらばならないのです。

ご指摘のように、賃貸仲介店舗の壁にモノクロの間取り図と文字情報だけの図面が並んでいます。これは、業者側から見てもやる気ないかなと感じるものもあります。図面は、第一印象が大事です。また、間取り図と文字情報だけでなく、「設備・仕様をわかりやく明記」「交通アクセス・所要時間をアピール」「外観・室内写真を多用する」このあたりはポイントになります。

1点気をつけないといけないのは、本でも指摘されていますが、賃貸仲介店舗ではモノクロの図面でお客様に紹介することの方が多いです。カラーコピーは値段が高いのです。そのためモノクロでも伝わる図面というのも考えておく必要があります。

 

②Webコンテンツ 

物件概要情報はもちろんのこと、豊富な画像データ(外観・エントランス・部屋)を用意しなければなりません。しかし、自己満足で高精度のカメラで撮った解像度の高い写真は仲介会社にとってストレスフルになってしまうことがあります。各ポータルサイトは掲載できる写真のサイズや解像度に規格を設けているからです。

なんでもそうですが、相手の気持ちになって行動することが大切です。営業マンも忙しいことがあります。写真をオーナーさんがデータで渡すことで喜んで、そして助かると思います。しかし指摘の通り、営業マンに手間をかけてはいけません。相手の気持ちになって考えることが大事です。

そんなこと営業マンがやれよと思いましたか!?そういう考えもあります。しかし、満室稼働を第一に考えるならば、手間は二の次です。

 

③ポータルサイトの検索結果を意識した募集要項の見せ方

 潜在入居者はポータルサイトで物件検索をする際、希望予算に合わせて「○○万円~○○万円」までと条件を絞り込んで探します。・・元々、「賃料15万円」で募集していたのですが、「賃料13万5000円・管理費1万5000円」に振り分けて募集しなおしてみたのです。・・・「むやみに条件を緩和するのではなく、見せ方を変えるだけで反響が増加した事例です。」

今の時代、部屋を探す場合、インタネットからの検索が多いです。そしてその検索方法は賃料の上限を決めて検索をしてきます。見せ方・検索にひっかる方法でエントリーしないといけません。ちょっとしたことですが、そのちょっとしたことで差が出てしまうのです。

 

「満室稼働を考える人だけが読む本」そのタイトルの通り、満室稼働にフォーカスした本です。本を読んでいても、齊藤氏が不動産会社や不動産投資のプロというよりコンサルティングやマーケティングのプロであることが感じられます。読んで損のない本です。

 

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