ローリスク不動産投資

ローリスク不動産投資

不動産投資をいかにリスクを最小限にするか、不動産投資への独自コメント、豆知識、不動産投資本の紹介を通してお話していきます

「不動産力を磨く Q&Aで手ごわい客になる知識を身に付ける」ニッセイ基礎研究所不動産投資チーム(著)

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おすすめ

★★★★☆

 

本の内容

ニッセイ基礎研究所不動産投資チームが、「不動産力」を磨く入門書として、Q&A方式で住まい編、社会・仕事編、投資編として各項目ごとに明確に答えていきます。

 

 

感想

①所有と賃貸どっち? 

Q:住宅は借りるより所有が有利?

A「一概に言えない」が誠実な答えです。・・・絶対にどちらが有利お言うことはないと考えた方がよいというべきでしょう。仮にマイホームが絶対に得だということなら、世の中に賃貸住宅は存在しなくなっているはずです。

 よく不動産のチラシで、家賃とローン返済額の比較をしてマイホームの方が有利としています。単純にそいういうわけではありません。

 

【マイホームのデメリット】

・マイホームは、大きな借金をするわけでリスクが生じます。

・ローン支払った後(30年、35年後)そのマイホームの価値はどのくらいでしょうか?

・急に転勤になったらどうするか?

・買ったら終わりでない。固定資産税は、毎年かかり、マンションだと管理費・修繕積立金がかかる。

 

【賃貸のデメリット】

・高齢になった時にオーナーに退去告げられた場合(例えば老朽化による建て替え)他の物件を借りられるか?

 

 

②戸建てとマンションどっち? 

Q:マイホーム選び、マンションと戸建て住宅どちらがお勧め?

A:自己責任か助け合いか。生活で重視する価値観によって違います。・・・両者の最大の違いは所有形態です。通常、戸建て住宅の場合は、土地と建物を所有し、所有者は住宅を自由に修繕、増改築、建て替え、賃貸化することができ、土地と建物を一体で、もしくは別々に売却することができます。・・・マンションの所有権とは、一部を所有する区分所有権です。専有部分の売却や賃貸化などは自由にできますが、各住戸のバルコニーや窓枠・ガラス、玄関扉の外側、外壁、玄関ホール(エントランス)、廊下、非常階段など建物の共用部分と土地は、区分所有者全員で構成される管理組合で維持管理するため、個人の自由にになりません。

私は、若いうちはマンションに住んで、将来的には一戸建てに住みたいと思っています。またそれが合理的だとも思っています。

具体的には、マンションは駅近に存し便利です。デメリットは、確かにありますが、値下がりしない物件で売却時期まで想定できていれば損はしないとも思っています。サラリーマンを引退もしくは定年になった時、ゆっくりと一戸建てに住むというのが理想です。

所有と賃貸と同じ議論ですが、どちらもメリットとデメリットがあるので、それを理解したうえで判断すべきです。

 

 

③不動産はもう値上がりしない? 

Q:超高齢化していく日本、不動産はもう値上がりしない?

A:人やお金が集まる土地・不動産は値上がりも期待できます。

 人やお金が集まる魅力のある地域や土地・不動産なら、これからも値上がりが期待できます。しかし、不動産需要全体が縮小しているので、利用されず収益も生まない地域や土地・不動産には人もお金も回ってこず、どこまでも値下がりしていくでしょう。大都市は値上がりして地方は値下がりするという単純なものではなく、人口流入が続く東京圏でも、値上がりが期待できる地域とそうでない地域に明暗が分かれるということです。利用価値や敷地形状が全く違う土地でも、同じ道路に面して隣り合っているだけで同じように地価が上がった高度経済成長時代と違い、土地の個別性がより強まったいるからです。

 

バブル時のように全ての不動産が値上がりすることはまずないでしょう。しかし、一定の強みをもった土地・不動産が今後も値上がりしていくことが考えられます。不動産の2極化がより鮮明に、そして勝ち組の不動産が少なくなっていくでしょう。

 

 

 

 

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