ローリスク不動産投資

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不動産投資をいかにリスクを最小限にするか、不動産投資への独自コメント、豆知識、不動産投資本の紹介を通してお話していきます

【売買契約書 解説】第12条 物件状況等報告書

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売買契約書 第12条 物件状況等報告書

 

条文例

 売主は、買主に対し、本物件について、本契約締結時における状況等を別紙「物件状況等報告書」に記載して説明します。

 

解説

 買主は、不動産を購入する際に、現地確認をします。外観から物件を確認し、建物内も確認するでしょう。しかし、それだけでその不動産の本質的な内容を判断できるとは限りません。

例えば、心理的瑕疵(自殺等)がある場合、その事実は売主からもしくは仲介会社からの通知がなければなかなか知ることは出来ません。その他にも地盤沈下により建物の傾きが発生していたりすることも一度物件を見ただけでは気づかないことも多いです。

本条項は、契約締結時の本物件の状況について、売主から買主に対し物件状況等報告書により「売主が知りえる物件の情報」を開示することにより、将来のトラブル発生の可能性を低くするものです。

 

 

記載する具体的な内容
  • 心理的瑕疵(自殺・他殺等)
  • 地盤沈下(地盤沈下による建物の傾き、擁壁の傾き)
  • 土壌汚染等による瑕疵(過去にクリーニング屋、工場、ガソリンスタンドの敷地であった等)
  • 地中埋設物(過去にビルが建っており以前の建物の杭が地中に残っている、浄化槽を地中で埋め殺し処理、井戸の有無等)
  • 越境に関する事項(越境の有無、近隣との覚書、取り決め、トラブルの有無)
  • 建物の構造上の瑕疵
  • 古い建物でアスベスト使用の可能性
  • 近隣の嫌悪施設の状況(宗教施設、墓地、反社会的勢力の事務所等)

 

 

 

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