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不動産登記⑨:公図とはどういったものか?

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公図とはどういったものか?

 登記簿謄本を取得して、その土地がどこに位置するかを知るためには、周りの地番との位置関係、方位等がわかる図面が必要です。こういった内容を記載された図面を一般的に「公図」と呼ばれています。 公図という言葉は、慣用的に使われているものです。実際、公図には、「地図」と「地図に準ずる図面」があります。

 

 「地図」と「地図に準ずる図面」

(1)地図

地図は、不動産登記法第14条に定める地図です。地図というと住宅地図を指すように聞こえるため、14条地図と言われています。14条地図に該当するものは下記の通りです。

①法務局が作成する図面

②国土調査による地積図

③土地改良法による土地所在図

④土地区画整理法による土地所在図

⑤新住宅市街地開発法による土地所在図

 

(2)地図に準ずる図面

地図に準ずる図面は、土地の区画を明確にした不動産登記法所定の地図が備え付けられるまでの間、これに代わるものとして備え付けられている図面で、土地の位置及び形状の概略を記載した図面です。すなわち、地図が整備されるまでの暫定的な資料のため、準ずるとされています。

 

公図は、正しいのか? 

「地図」は、方位、形状、縮尺が正確です。しかし「地図に準ずる図面」は、方位、形状、縮尺が正確でないことが多いです。繰り返しになりますが、「地図に準ずる図面」は、「地図」が整備されるまでの間の暫定的な書類です。従って、実際「地図に準ずる図面」の信頼性は低いので注意が必要です。 

 

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