ローリスク不動産投資

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不動産登記⑯:抵当権登記の記載内容

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抵当権登記の記載内容

抵当権登記の記載内容は、①担保権の登記記載内容と②抵当権特有の登記記載内容があります。

 

(不動産登記法 第83条 担保権の登記の登記事項)
  1. 先取特権質権若しくは転質又は抵当権の登記の登記事項は、第59条各号に掲げるもののほか、次のとおりとする。
    ① 債権額(一定の金額を目的としない債権については、その価額)
    ②  債務者の氏名又は名称及び住所
    ③  所有権以外の権利を目的とするときは、その目的となる権利
    ④  2以上の不動産に関する権利を目的とするときは、当該2以上の不動産及び当該権利
    ⑤  外国通貨で第一号の債権額を指定した債権を担保する質権若しくは転質又は抵当権の登記にあっては、本邦通貨で表示した担保限度額
  2. 登記官は、前項第四号に掲げる事項を明らかにするため、法務省令で定めるところにより、共同担保目録を作成することができる。

 

(不動産登記法 第88条 抵当権の登記の登記事項)
  1. 抵当権(根抵当権を除く。)の登記の登記事項は、第59条各号及び第83条第1項各号に掲げるもののほか、次のとおりとする。
    ①  利息に関する定めがあるときは、その定め
    ②  民法第375条第2項に規定する損害の賠償額の定めがあるときは、その定め
    ③  債権に付した条件があるときは、その条件
    ④  民法第370条ただし書の別段の定めがあるときは、その定め
    ⑤  抵当証券発行の定めがあるときは、その定め
    ⑥  前号の定めがある場合において元本又は利息の弁済期又は支払場所の定めがあるときは、その定め

 「債権額」「利息・損害金」

「債権額」は、融資開始時の貸付額であり、返済が進めば、残債は少なくなっていきます。そのため、登記簿に記載されている債権額の表示を見ただけでは、実際にいくら残債が残っているかはわかりません。

「利息・遅延損害金」を記載するのは、競売の配当のためです。なぜなら、競売時の配当は元金は全額回収する権利がありますが、利息及び遅延損害金は直近2年分だけとなります。

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