ローリスク不動産投資

不動産投資をいかにリスクを最小限にするか、不動産投資への独自コメント、豆知識、不動産投資本の紹介を通してお話していきます

重要事項説明書28:水道管(配管)の注意点

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配管トラブルは、不動産の取引では多いです。ただし、トラブルはある程度パターン化されていますので、注意点を確認していきたいと思います。

 

1.対象不動産に引込まれている水道管が、隣接地を経由して引込まれている場合

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本件は、公道から隣接地を経由して対象不動産に引き込まれているというケースです。こういケースは、結構あります。まず、なぜこういう事態が起きたのかを考えます。

①もともと、対象不動産と敷地Bが同一の所有者であって、何らかの事情によって敷地Bだけ売却したというケース(もともと配管は、他人地を通っていたわけではない)

②前面私道の所有者が私道の掘削等を認めてくれない。

 

こういった物件は、敷地Bの所有者との間で覚書等を締結しておくことがベストです。例えば、「対象不動産を建替えるまでは無償にて当該水道管を現状のまま利用することができる」というような内容です。配管に補修が必要になった場合等のことも記載しておくことがいいでしょう。ここで注意点としては、将来建替える時に接道している私道の掘削承諾が取れるかがポイントです。たまに、私の私道だから「掘削認めない」「車の侵入認めない」などということがあります。

 

2.敷地内及び前面道路に配管がなく、離れた場所から引込工事が必要な場合

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 対象不動産及び前面道路に配管が引かれていないというケースです。特に対象不動産が更地の時にあります。この場合は、離れた公道から引込工事を行って対象不動産内に水道管の引込工事が必要となります。水道管引込工事には費用がかかります。そして、引込の距離が長いと金額も高くなります。また、水道管の口径によって金額は異なります。事前に確認しておきましょう。

 

 

3.水道管の引込はされているが13mmと口径が問題!?

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一般住宅で使われている引込管の口径では、13mm、20mm、25mmなどが見られます。昔は、口径13mmで十分でしたが、現在の一般住宅では実は水量不足と考えられます。 東京23区の場合には原則として、20mm以上でなければ新たに水道を引き込むことができません。購入する物件の引込管が13mmの場合には、20mmでの引き直しにどのくらい費用がどれくらいかかるのか確認が必要です。

 

3-1投資用不動産の場合

投資用不動産、例えばアパートの場合で水道管の口径が13mmである場合は、より注意が必要です。一般住宅で13mmでも水量不足とも言われる中、例えば4室のアパートで同時にお風呂のお湯を入れようものなら水がちょろちょろしか出ないなどの状況が想像できます。水道管が引き込まれていても口径に注意することが必要です。

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