ローリスク不動産投資

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「保証人」と「連帯保証人」の違いって!?

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「保証人」と「連帯保証人」の違いって!?

不動産を賃貸で借りる場合、保証人を求められるでしょう。そこで、本日は「保証人」と「連帯保証人」の違いを説明していきます。

 

保証人と連帯保証人は、どちらも債務者が返済できなくなった場合、代わりに返済する義務を負うという点では同じです。しかし、違いがあります。連帯保証人は「債務者と同様の義務を負う」、保証人は「債務者が返済できない時だけ、代わりに返済する」ことになります。この違いを3つに分けて説明していきます。

 

まず、話を分かりやすくするために、貸金業者A(債権者)、個人B(債務者)、個人C(保証人)、個人D(連帯保証人)、個人E(保証人2人目)という登場人物がいて、個人Bが貸金業者Aから1,000万円のお金を借りたということを前提に説明していきます。

 

催告の抗弁権

貸金業者Aが、保証人Cに対して「返済の肩代わりをしてください」と言われた時に、Cは、「まず、Bさんにしっかりと請求してくれませんか?」と主張することができます。(「催告の抗弁権」)これに対して、貸金業者Aは、連帯保証人Dには、この主張ができません。

 

検索の抗弁権

個人Bが返済することができるお金があるにもかかわらず返済を拒否した場合、保証人Cは個人Bに資力があることを理由に、貸金業者Aに対して「個人Bの財産に強制執行をおこなってくれませんか?」と主張することができます(「検索の抗弁」)連帯保証人Dは、この主張ができません。

 

分別の利益

保証人が複数人いる場合、例えば今回のケースで保証人Cと保証人Eの2人いる場合、保証人1人あたりの保証額は、保証人の人数で割った額(1000万円÷2=500万円)が上限になるというものです。(分別の利益)これに対して、連帯保証人にはこの分別の利益はありません。

 

 

 

 

不動産賃貸での保証人 

不動産を借りす場合、保証人を求められます。理由は、大家から見ると、家賃は毎月しっかりと払ってもらう、絶対に回収するということが大前提になります。そのため、連帯保証人制度を使っています。

 

上記で説明しましたように、連帯保証人は重たい責任を負います。そのため、不動産賃貸での多くは、両親などの親族がなることがほとんどです。賃貸での連帯保証人になる際には、収入証明と印鑑証明が必要となること及び実印を保証人承諾の書類で使うことになります。

 

例えば、ご両親がいなかったり、ご両親の収入が不十分であったり、連帯保証人は嫌だと拒否された場合は、家賃保証会社を使うケースが多いです。家賃保証会社は、いわゆる連帯保証人となって、家賃の未払い等の肩代わりをしてくれます。ただし、当たり前ですが家賃を肩代わりしたとしても債務がなくなるということではなく家賃保証会社が建て替えをしているだけですので、この点はしっかりと理解しておく必要があります。

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