ローリスク不動産投資

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リゾートマンションは、出口の見えないトンネル

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リゾートマンション

リゾートマンションは、当初箱根、熱海といったエリアに、眺望がよく温泉に入れる大浴場付きのマンションとして建築されたのが始まりです。その後に、軽井沢などの避暑地や伊豆などの海沿いにも広がっていきました。バブル期にスキーブームがくるとに新潟湯沢などを中心にスキー場にリゾートマンションが建築されていきました。

 

2000年代に入り、一部定住型のリゾートマンションを除くと、いわゆるリゾートマンションと言われる部類のマンションの新規開発はほとんど見られなくなっていきました。

 

リゾートマンションは、出口の見えないトンネルである

リゾートマンションの中古物件は、市場に多く売り出されています。新築時は、数千万円した物件が数十万円~数百万円という価格帯です。しかもなかなか売れないのです。なぜ売れないのでしょうか?

 

リゾートマンションには、デメリットがあります。具体的に見ていきます。

①費用がかさむ

分譲マンションであるため、所有者は、固定資産税、マンションの管理費・修繕積立金、水光熱費等の支出負担があります。これが高いのです。特にリゾートマンションの管理費は、共用施設が豪華で、温泉・プール・サウナがついていたりすると管理コストが嵩みます。毎月の管理コストは、2万円~5万円程度でしょう。何もせずに年間のコストがおおよそ50万前後かかることになります。

 

②掃除が面倒

別荘も同じですが、現地についたら、自分で部屋内の掃除をすることになります。これが精神的にきついわけです。費用がかさむだけでなく自分で部屋を掃除するなんて、同じ金額を支払えばいいホテルに泊まれて、もちろん掃除もしなくていいわけです。

 

③近隣環境の変化

リゾートマンションが作られた時は、スキー場が併設していましたが、スキー場が閉鎖したということも実際にあります。これは通常のマンションと同様ですが、マンションだけでなく近隣環境についても考慮しなければなりません。

 

④出口がない

リゾートマンションは、購入しようと賃貸で借りようと同じ値段を出せばいいホテルに泊まることができます。そういった物件は、売却が難しく賃貸も難しい状況です。購入したはいいけど、自分が一生所有していく以外出口がないというのが現状です。数百万円の売り出しが多いですが、実際には、1万円という取引を一般の取引でも競売物件でも見たことがあります。ほぼ無価値という状況まで来ているということを認識になければなりません。

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